音楽心理療法グループセッション

 

3名の希望者が集まった時点で「オープングループセッション」を開始することができます。

それぞれが初回面談を終えた後グループに加わり、セラピストと決めたタイミングでグループから卒業するというものです。「クローズドグループ」ではないので、参加者全員が一緒にスタートし、終わるという形ではありません。いつでも始めることができます。

 

個人個人の需要に対応するために1グループ最高6名までです。

セラピー内容やテーマはセッションの始まりで決まることが多いのでメンバー次第で変わっていきます。

その時々に応じて対処されます。

 

一回のセッションはグループの要望に応じますが基本的には60分か90分です。

 

どうしてグループがいいのか

 

誰にでも自分では見えない、気づかない「盲目部分」というものがあります。

それをセラピストだったり、グループのメンバーが見えやすく、聞き取れやすく、理解しやすく、また、受け入れやすくするお手伝いをしてくれるわけです。

 

音・音楽という素晴らしいメディアを通すことで通常の会話のみの心理療法よりも多くの可能性を導くことができます。楽器そのものだったり、どの楽器を選ぶかだったり、即興される音だったり、グループ内での振り返りだったり・・・ 

グループセッション内の流れの中で確実に何か新たなことを見つけることができるでしょう。

 

もちろん好みや意気込みにもよりますが、個人セッションよりもグループセッションの方がたくさんの目と耳があるわけですから、「盲目部分」への働きかけや気づきが効果的に、現象的に起こります。

 

大事なのは、守秘義務のもと行われるということです。

グループ内で話されることは外に持ち出されることなく、グループのメンバーの元のみにとどまることとなります。その点はご安心ください。

 

以下のような状況におかれている成人の方を対象としています。

  • 人生における全般的危機
  • 心理社会的なストレスや負担
  • 不安
  • うつ的な気分変調
  • 慢性的な痛みや耳鳴りのような心身症的症状
  • 精神疾患の入院前や退院後ケア
  • 記憶能力、感覚能力、コミュニケーション能力の不自由 など

 

 


 

料金:

公的健康保険(gesetzliche Krankenkasse)に加入している場合、現在ドイツでは

Psychologischer Heilpraktikerが精神療法・心理療法をする場合の医療手当が出ません。

よって私の音楽療法は自己負担となります。

しかし、いくつかのプライベート保険で一部負担をしているところもありますのでご相談ください。